言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術 [by パターソン・K マクミラン・R]
講談社 (2004/06/29)
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『上手に伝えたい』
┃
┃ 思いが伝わらない・表現できないときがあります
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☆気になったキーワード
『緊迫した会話』
『自分から始める』
『ダイアローグ』
『プロセス』
★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『ダイアローグを身につけるには?』
┃
┃ 緊迫した状況の会話として最適らしい
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☆本から得た気づき
▼『共有の思いのプールを満たす』
言いづらいことを話す、ということは往々にして
相手のまずいところ、直してほしいところを指摘する場合が多いですよね。
そのとき、お互いは「自分が正しい」と思っていることが多いわけですから
そう簡単に意見が一致することはありません。
でも、意見が一致してなくてもできることがあります。
それは「共有の思いというプール」にお互いの意見を流し込むこと。
それぞれの意見が違う=お互いのゴールが違う
ということでは決してありません。
お互い目指すものが同じであるけれども、その方法論が違う
という場合が多いですよね。
という場合には、まず共有できる思いをお互いがもつことで
そこから建設的に物事を進めていくことができると思いませんか?
「ダイアローグ」の定義は「皆の思いが自由に行きかう会話」なんだ
そうです。自分の思いを押し付けるのではなく、お互いの思いを
伝え合える場所にしようではないですか。
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▼『自分から始める-本当にほしいものは?』
まるるちゃんもよくやってしまうのですが、問題が起こって
しまったときに「相手を非難」するところから入ってしまう
ことってありませんか?
そのうちに「相手を非難する⇒相手に勝つ!」ことが目的
になってしまうんです。
人間は基本的に、好戦的なのかもしれません(笑)
で、結果として残るのは「後味の悪さ・・・」。
相手との気まずい時間です。
さて、ここで考えてほしいのは
「自分が本当に欲しいものはなんだったんだろう??」
相手の欠点を直して欲しいことかもしれないし、
こちらへ好意をもって接して欲しいことかもしれません。
でも「相手に勝つ!」という戦いが手段から目的に変わって
しまった結果、元の欲しいことはかなえられなくなってしまうんです。
そこで、できることは「自分の内面をみつめること」
上に書いたように、自分の欲しいものを考え、それに対して
自分ができる選択肢を探してみましょう。
「相手を納得させて屈服させる」「相手はこちらに反発して納得しない」
こんな選択肢じゃない、2人ともうれしくなるような
選択肢を探したいです。
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▼『プロセスを逆にたどる』
なぜ、戦いになってしまうのか?を構造的に捕らえたのがこれ。
見る・聞く⇒ストーリーを作る⇒感じる⇒行動
例を挙げると、
「相手から何かを言われる」
⇒「こいつは私に対して、喧嘩を売っている」
⇒「嫌な感情がわいてくる」
⇒「こちらからも嫌味を言う」
ここで、人が自動で行っているが2番目の「ストーリーを作る」こと。
どんなストーリーを作るかで、その後が変わりますよね。
同じことを言われても、それを良く解釈すれば反発することも
ないわけです。
「でも、感情は自動でわいてくるんだから、いちいちストーリーなんて
つくっていられないよ~」
もっともです(笑)
まるるちゃんもよく感情がわいちゃいますので。
そこでやってみたいのが「プロセスを逆にたどること」
上のプロセスの逆をやってみましょう。
1)相手に対してなんらかの沈黙・暴力といった行動をとっていないか?
2)その引き金になった感情はなんだろうか?
3)感情を引き起こしたストーリーはなんだろう?
4)そのストーリーの裏づけとなっている事実は正しいか?
こう考えてみると、実はストーリーを自分がこじつけてしまっている
ことって結構あります。
すると自分がとった行動はおかしくなってしまうわけです。
このテクニックを覚えると結構有効だと
まるるちゃんは感じました♪
★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『思いを共有する』
┃
┃ 屈服・認めるのではなくても、共通の思いをもつことが
┃ 第一歩である
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めっちゃいいタイミングでこの本に目が留まりました。
ちょうど喧嘩をして、自分の思いが伝えられないときがあって
その直後に手に取った本がこれだったんです。
まさにこの本に書かれていた「やってはいけないこと」が
自分の行動とぴったりでした(^^;;)
読んだ直後に反省したことしきりです。
自分が攻撃されると、自分の意思に関係なく
「アドレナリン」が分泌されて自分の血液中に流れ出します。
すると「攻撃的な気分」になってしまい、そのために腕や足を
動かそうと無意識にしてしまうんです。
すると血液が脳に回らなくなってしまい、結果的に
私たちの脳みそは、サル並みの脳みそになってしまうんです。
この「無意識に=意識に関係なく」というところを
知っているかいないかで、今後の対応が変わってくるな!と
直感的に思いました。
なるべく今後は思い出すようにしていきたいものです。
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**この本の効果発揮開始はこれくらいからだ!=半年~**
サル並みからは脱出したくないですか???
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