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言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術 [by パターソン・K マクミラン・R]

2005-02-04
言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術
パターソン・K マクミラン・R
講談社 (2004/06/29)
売り上げランキング: 2,127
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★━━━こう思ったら読め!━━━━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『上手に伝えたい』                  
┃                            
┃   思いが伝わらない・表現できないときがあります   
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆気になったキーワード
 『緊迫した会話』
 『自分から始める』
 『ダイアローグ』
 『プロセス』

★━━━━本の著者に聞きたいこと━━━━━━━━━━━━━★
┃ 『ダイアローグを身につけるには?』          
┃                            
┃   緊迫した状況の会話として最適らしい        
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

☆本から得た気づき
 ▼『共有の思いのプールを満たす』
  言いづらいことを話す、ということは往々にして
  相手のまずいところ、直してほしいところを指摘する場合が多いですよね。

  そのとき、お互いは「自分が正しい」と思っていることが多いわけですから
  そう簡単に意見が一致することはありません。

  でも、意見が一致してなくてもできることがあります。

  それは「共有の思いというプール」にお互いの意見を流し込むこと。
  
  それぞれの意見が違う=お互いのゴールが違う
  ということでは決してありません。

  お互い目指すものが同じであるけれども、その方法論が違う
  という場合が多いですよね。

  という場合には、まず共有できる思いをお互いがもつことで
  そこから建設的に物事を進めていくことができると思いませんか?

  「ダイアローグ」の定義は「皆の思いが自由に行きかう会話」なんだ
  そうです。自分の思いを押し付けるのではなく、お互いの思いを
  伝え合える場所にしようではないですか。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『自分から始める-本当にほしいものは?』
  まるるちゃんもよくやってしまうのですが、問題が起こって
  しまったときに「相手を非難」するところから入ってしまう
  ことってありませんか?

  そのうちに「相手を非難する⇒相手に勝つ!」ことが目的
  になってしまうんです。
  人間は基本的に、好戦的なのかもしれません(笑)

  で、結果として残るのは「後味の悪さ・・・」。
  相手との気まずい時間です。

  さて、ここで考えてほしいのは
    「自分が本当に欲しいものはなんだったんだろう??」

  相手の欠点を直して欲しいことかもしれないし、
  こちらへ好意をもって接して欲しいことかもしれません。

  でも「相手に勝つ!」という戦いが手段から目的に変わって
  しまった結果、元の欲しいことはかなえられなくなってしまうんです。

  そこで、できることは「自分の内面をみつめること」
  上に書いたように、自分の欲しいものを考え、それに対して
  自分ができる選択肢を探してみましょう。

  「相手を納得させて屈服させる」「相手はこちらに反発して納得しない」
  こんな選択肢じゃない、2人ともうれしくなるような
  選択肢を探したいです。

  - – – – – – – – – – – – – – – – – –
 ▼『プロセスを逆にたどる』
  なぜ、戦いになってしまうのか?を構造的に捕らえたのがこれ。
  
   見る・聞く⇒ストーリーを作る⇒感じる⇒行動

  例を挙げると、
    「相手から何かを言われる」
     ⇒「こいつは私に対して、喧嘩を売っている」
     ⇒「嫌な感情がわいてくる」
     ⇒「こちらからも嫌味を言う」

  ここで、人が自動で行っているが2番目の「ストーリーを作る」こと。
  どんなストーリーを作るかで、その後が変わりますよね。
  同じことを言われても、それを良く解釈すれば反発することも
  ないわけです。

  
  「でも、感情は自動でわいてくるんだから、いちいちストーリーなんて
  つくっていられないよ~」

  もっともです(笑)
  まるるちゃんもよく感情がわいちゃいますので。

  そこでやってみたいのが「プロセスを逆にたどること」
  上のプロセスの逆をやってみましょう。
  1)相手に対してなんらかの沈黙・暴力といった行動をとっていないか?
  2)その引き金になった感情はなんだろうか?
  3)感情を引き起こしたストーリーはなんだろう?
  4)そのストーリーの裏づけとなっている事実は正しいか?

  こう考えてみると、実はストーリーを自分がこじつけてしまっている
  ことって結構あります。
  すると自分がとった行動はおかしくなってしまうわけです。

  このテクニックを覚えると結構有効だと
  まるるちゃんは感じました♪

★━━━この本を読んで自分が決意したこと━━━━━━━━━★
┃ 『思いを共有する』                  
┃                            
┃  屈服・認めるのではなくても、共通の思いをもつことが 
┃  第一歩である                    
★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

 めっちゃいいタイミングでこの本に目が留まりました。

 ちょうど喧嘩をして、自分の思いが伝えられないときがあって
 その直後に手に取った本がこれだったんです。

 まさにこの本に書かれていた「やってはいけないこと」が
 自分の行動とぴったりでした(^^;;)

 読んだ直後に反省したことしきりです。

 自分が攻撃されると、自分の意思に関係なく
 「アドレナリン」が分泌されて自分の血液中に流れ出します。
 すると「攻撃的な気分」になってしまい、そのために腕や足を
 動かそうと無意識にしてしまうんです。

 すると血液が脳に回らなくなってしまい、結果的に
 私たちの脳みそは、サル並みの脳みそになってしまうんです。
 
 この「無意識に=意識に関係なく」というところを
 知っているかいないかで、今後の対応が変わってくるな!と
 直感的に思いました。

 なるべく今後は思い出すようにしていきたいものです。

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  **この本の効果発揮開始はこれくらいからだ!=半年~**

   サル並みからは脱出したくないですか???
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言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術


 

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